異なるサイズのパッキンを交換すると水漏れの原因となる

神戸水道修理隊

パッキンの種類についてのご説明

蛇口・洗浄管・水道配管のつなぎ目に多く用いられているパッキンは主に以下の5つとなります。
●平パッキン・・・平たいリング状のパッキンでスタンダードで多く用いられている。
●Oリング・・・Oの形のリング状のものです。
●Uパッキン・・・パッキンの上部に溝があるのが特徴。
●三角パッキン・・・台形の形をしたパッキン。
●コマパッキン・・・ハンドルのコマに付いているパッキンでケレップともいう。
●バルブパッキン・・・バルブについているパッキン。
蛇口の種類や使われている箇所によって用いられてるパッキンが異なってきます。サーモスタット混合栓にはコマパッキンはなくカートリッジ(バルブ)のパッキンが装備されていますのでパッキンの役目をしていますが根本的に区別されています。

パッキンの交換手順については、蛇口のどの部分から水漏れがおきているか確認をします。水漏れ箇所が確認できたら作業の前に止水栓か元栓を閉じてください。そして、水漏れがおきている部分を分解してパッキンを取り外して新しいものと交換します。
パッキンはホームセンターで購入できます。急な形状のパッキンですと市販されていることが少なく蛇口のメーカーサイトで型番を調べるて発注するか古いパッキンを店舗に持参して同じものを購入してください。交換が終わったら止水栓を開けて水が漏れていないか確認して作業完了となります。
しかし、パッキンを交換しても水漏れが解消されない場合には、蛇口本体や配管に問題がある場合がほとんどです。原因が特定できない場合には、専門業者に相談してみましょう。

パッキンの形状と厚さについて

パッキンとは、機械や器具などの部品の間に挟まれている板状の材料で、密封や振動吸収などの役割を持ちます。便器の場合、排水口や給水口などの部位にパッキンが使われています。
パッキンの形状や厚さは、便器の種類やメーカーによって異なります。また、同じメーカーでも年式や機種によっても違う場合があります。そのため、パッキンを交換する際には、便器のメーカーや機種を確認して、適切なサイズと形状のパッキンを選ぶ必要があります。

異なるサイズでも使っていいのか?
基本的には同じサイズのパッキンを使用することが推奨されます。異なるサイズのパッキンを使用すると、水漏れが発生したり、パッキンがねじれて取り付けられなくなることがあります。ただし、同じ形状で厚さが異なる場合は、厚さの異なるパッキンを使用することができます。ただし、できるだけ正確なサイズのパッキンを使用することが望ましいです。

水漏れする原因となってしまうのか?
異なるサイズのパッキンを使うと、適合しなかったり不良品を使用してしまう可能性があるため、水漏れの原因となることがあります。パッキンを交換する際には、使用する蛇口のメーカーや型番に合った適切なパッキンを使用するようにしましょう。また、パッキン交換後にも水漏れが続く場合には、水道業者に相談することが必要です。

パッキンとコマパッキンの相違点
パッキンとコマパッキンは、配管や接合部に使用されるシール材ですが、以下にそれぞれの相違点を説明します。

●パッキン(Gasket):
・パッキンは、一般的に薄くて柔軟なシート状の材料で、配管や接合部の間に挿入されるシール材です。
・パッキンは、配管やバルブの接合部を密封し、液体や気体の漏れを防ぐ役割を果たします。
・一般的な材料としてはゴムやシリコーンなどが使用されます。
・パッキンは、交換が比較的容易で、配管や接合部の形状に合わせて切り出すことができます。

●コマパッキン(O-Ring):
・コマパッキンは、円環状の形状をしたパッキンで、配管やバルブの軸部分などに使用されることが多いです。
・コマパッキンは、軸部分の周囲に取り付けられ、密封を確保するためのシール材として機能します。
・ゴムなどの柔軟な材料で作られ、軸との間に適切な圧力をかけてシール効果を発揮します。
・コマパッキンは、軸の直径や厚さに合わせて選定され、適切なサイズのものを使用する必要があります。

パッキンとコマパッキンは、配管や接合部のシール効果を確保するための重要な部品です。パッキンは一般的なシール材として幅広く使用され、形状やサイズに合わせて切り出すことができます。一方、コマパッキンは特定の部位や軸部分に使用され、円環状の形状が特徴です。どちらのシール材も、適切な材料やサイズの選定が重要であり、劣化や損傷があれば交換する必要があります。

手順
材料メーカー